2013年07月28日

俳句の作り方を夏休みの宿題対策でヤフー知恵袋に投稿しました。

ヤフー知恵袋に、自分の俳句を添削して欲しい、って質問があったんで、
以下のように回答したんですよ。

「止まる」と「止め」が意味が違っても語句が重なっているので、直した方がいいと思います。
この句では、情景がわからないのですけれど、
自転車通学中ですか?
日焼け止めはどこに塗るのですか?顔ですか?腕ですか?
その時の肌の状態とか、見えてくる句だといいのだと思います。
また、打ち水の句は、例を書かれてしまうと、その発想は使えなくなってしまいますよ?盗作になってしまうんで。
添削前の例は、やはり自分で書かないとまずいと思います。

入賞するためには、と、思い、厳しいことを書かせていただきました。

したら、質問自体を削除されちゃって。

で、どうせなら、知恵ノートに、
「俳句の書き方」をまとめてみようかなぁ、と。

まとまったんで、こっちにも転記します。
以下転記〜

夏休みの宿題で「俳句」を出されて、

何も思い浮かばない、と、言う人がずいぶん多いなぁ、と、思い、

このノートに自分なりの知恵を書き止めようと思いました。



私の俳句のレベルが、それほど高くないので、

すばらしい句が書けるようにはできませんが、

そこそこ詠めるので、

そこそこの出来のものは詠めるようになると思います。



まず、最低限の俳句の特徴は押さえておきましょう。

俳句は、基本五七五です。

それより短いものもありますし、

五七五のリズムからはずれたものもありますが、

宿題で提出するなら、五七五が無難です。



また、俳句には「季語」があります。

何も思い浮かばない場合は、

「季語」を手がかりにするといいと思います。



ともかく、作ってみましょう。

ここからは、正統派のやり方ではありません。

邪道です。

ともかく、提出しなければならないのですから。



1.季語を決めてしまいます。

検索すれば、季語は沢山出てきますから、

何でもいいから選んでしまいましょう。

例えば「花火」。



2.「花火」で検索します。

目に付いた文章をコピペします。

平成25年(第36回)隅田川花火大会は、本日7月27日(土)
  開催途中、荒天により中止となりました。


3.これを五七五にするだけでも、俳句はできるんですよね。



例)荒天で 花火は中止 隅田川



提出するだけなら、これで充分でしょう。

多少言葉を変えることもできます。



例)雷鳴と 豪雨に消えた 花火かな



この句だと、季語が「雷」「花火」と二つあるので、

あまり望ましくありません。



季語をいくつも入れない方がいい



というのも心がけておくべきですが、

宿題レベルでは、そこまでは追及しなくてもいいと思います。



俳句と短歌の違い

もうちょっとましな句を作りたいのなら、

俳句の特徴をもう少し理解する必要があります。



俳句と短歌は、字数の違いだけのように思われるかもしれませんが、

実は性質が大きく違います。



俳句は、写真を撮るのと似ています。

ある一場面をとらえて、

できるだけピントを一点にあわせ、

無駄のない表現で描写するものです。



短歌は、情感を書き表すものです。

心の動きを表現するように書くのがコツです。



尚、川柳は、俳句と字数は同じですが、

季語がなく、風刺をきかせるものです。

前述の句も、俳句と言うよりは川柳に近いのですが、

こんな風に書きかえてみた方がよりよいでしょう。



例)リア充が 爆発せずに 花火消え



場面を、もっと詳細にとらえる。



隅田川の花火の中止、を詠むにしても、

自分がどこにいて、何を見たか、何を感じたか、が重要です。



その場にいたのか?

テレビを見ていたのか?



見たものは大きく違うと思います。

それを普通の文章で、なるべく詳しく、細部にわたって書きます。



私は、ツイッターのTLで知ったので、実は花火は全く見ていません。

夏の風物詩である花火の中止を、

テレビで見ることもなくツイートで知るとは、

随分味気ない世の中になったな、と、思いました。



俳句では、感情はなるべくそのままでは書かないで、

写実、描写するようにした方がいいです。



TLで 花火の中止を 知る乾き



短歌なら、気持ちを表現していいので、

例えばこうなります。



ツイートが 同じ速さで 流れ去る 花火の中止も 人の生死も



自分で体験したことを書くのが一番いいのですが、

想像や推測で書くなら、

場面を詳細に設定して書くとよいでしょう。



突然の雨で、撤収作業をしなければならなかったんじゃないだろうか。

作業をするのはどんな人だったんだろう。

花火を作る人なら、火傷のあとなどもあるんじゃないだろうか。



で、全くの想像ですが、



職人の 手の花火痕 豪雨打つ



以上が、私の俳句スキルでできる限界です。

宿題で提出するだけなら、これで大丈夫のはず!

頑張って作ってください。



終わりに

本当に俳句を作るのが上手い人は、

このレベルの句では、おそらく満足しません。



俳句は、無駄な表現を極力省きます。



例えば、最後の句、

「職人の手の花火痕」は、説明っぽくて冗長です。

もっと簡潔に表現すべきなのは、わかるのですが…



俳句は、もっとも適切な表現を模索します。

「豪雨打つ」は本当に「豪雨」でいいのか。

「驟雨」「雷雨」など、雨のいい方はまだ沢山あります。

「雷雨」にしたら、これ自体が夏の季語なので、

「花火」と季語が二つになってしまいます。

ならば、「花火」を使わないで情景を描けないか。



俳句の推敲は、このように行います。



このノートを読む方の中には、

私よりもっと俳句のセンスがある人がいらっしゃると思いますが、

これは、

「全く俳句を書けない人が、俳句の宿題を仕上げる裏ワザ」みたいなものなので、

邪道であることは、どうかお見逃しを…

〜以上転記



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posted by わに庭 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休みの宿題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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